外国語を学ぶということは、その国の人たちとコミュニケーションが取れるようになるということだけでなく、その国の文化や人々の考えをより早く、より深く、理解することができます。そして、相手国を理解し、共生することは、最終的に世界平和へと繋がります。
目の前の生活や職場でのコミュニケーション能力を養うための語学習得が、将来的には、学ぶ側と学んでもらう側の両国の友好関係に結びつくのです。
日本語教師の勉強を始めたばかりの、まだ若かった頃の私のノートに【日本語を教える➜相互理解➜平和に結びつく】と書かれています。20年経った今も、その理念は変わっていません。
子や孫の世代には、日本国内で日本語を流暢に話せる外国人が、今よりもっと増えていることでしょう。それは、日本で働く外国人と、私たち日本人と、両者にとって素晴らしいことだと思っています。